17歳のカルテ【映画】
「17歳のカルテ」
かなり前の作品ですが、好きな映画の中の一つです。
【いくらのレビュー☆彡】
総合評価: | ★★★★★ |
---|---|
ストーリー: | ★★★★★ |
アングラ度: | ★★★★★ |
作品名 | 17歳のカルテ |
公開日 | 2000年9月20日 |
監督 | ジェームズ・マンゴールド |
制作国 |
アメリカ |
上映時間 | 127分 |
出演者 | ウィノナ・ライダー |
アンジェリーナ・ジョリー | |
クレア・デュバル | |
ブリタニー・マーフィーetc |
<あらすじ>
ある日突然、薬物大量服用による自殺未遂を起こして精神科病院に収容されたスザンナ(ウィノナ・ライダー)。パーソナリティ障害という自覚が無く、その環境に馴染めなかったスザンナだが、病棟のボス的存在であるリサ(アンジェリーナ・ジョリー)の、精神疾患である事を誇るかのような態度に魅かれていく内に、精神科病院が自分の居場所と感じるようになっていく。
しかし退院した患者の近親姦を喝破してその患者を自殺に追い込むというリサの行動から、徐々に彼女の行動に疑問を持つようになって行く。だがその事でリサに疎んじられ、他の患者も全員リサに同調して彼女は孤立する。
やがてリサや他の患者との全面対決に至るが、その出来事によってスザンナは「リサはここ(精神科病院)でしか生きられないからこれだけ強気な行動に出られるのだ」と気づき、自分は社会復帰を目指さなくてはならないと決意し、退院したところで映画は幕を閉じる。
<予告編>
「17歳のカルテ」
この映画は好きですね~♡
まず今思えば、登場人物えぐいw
ウーピー・ゴールドバーグも医師役で出ています。
内容は精神病棟でのお話です。この時点で面白そう!と私好みでした^^
今あらすじを見て、なるほど~そういうことだったのか~って思ったw
初めて見たのは学生の頃でレンタルショップで借りて見ました。
DVDでも欲しいな~と思った作品の一つです。
まずは、登場人物の"リサ"。
アンジーがリサ役なのですが、これがまた合ってる!
皆、カリスマ的存在のリサに惹かれていくのですよね。
精神病棟の中での出来事ではあるけど、リサは魅力的。
チューされて喜んでる女子がいたりw
他の患者から見ても、さぞ魅力的に映ったことでしょう。
いや~これはアンジーにしか演じられなかったのでは!
と思うほど合っていました。
院内のボスでもあるので、他の患者たちを手玉にとっています。
むしろ、勝手に慕われてる感もあるけどw
ウィノナ・ライダーが演じるのが、主人公の"スザンナ"。
スザンナ目線でストーリは進んでいきます。
スザンナが入院するところから始まっていくのですが、
よくそこらへんにいるような女の子じゃないかな~って
思うような、一見普通の子。。。
(でもまぁ入院するってことは心に傷があるのだけれど)
スザンナとリサや他の患者さんとの絡みが始まっていきます。
一体皆なぜ入院しているのだろう?
ってやっぱり思いますよね。
それも、映画を見進めていくうちに明らかになっていくので目が離せません。
精神病棟のお話とはいえ、そんなにドロドロシーンだったり、
怖いと思うようなシーンはなくて。
ひとつの物語として、映画を楽しめる作品です。
ある意味、少女たちの多感な青春時代を描いているような、
でもそれが精神病棟内である、というような感じ。
しかし、現実的な闇もちゃんと描かれています。
普段の生活では、そんなに見ることのできない精神病の内情が垣間見えたり。
一見して"普通"に見える人物でも、やはり入院しているのだから
心に傷や闇を抱えているのだなと改めて思う瞬間だったり。
皆メンヘラなんですよねやはり。
普段の生活でも、心を病んだ人は沢山いるけど、
入院するっていうことが、果たして正なのか非なのか、
そんなところも考えたりしました。
物語の進み方は、無駄がなくて見ていて目を奪われる瞬間ばかりです。
何度でも見たい、そう思わせてくれる映画の一つ。
日本でも、精神病棟を舞台にした映画はいくつかありますが
群を抜いてそのカテゴリの中で一番推せます。
題材としても、トラウマとかパーソナル障害とか近親相姦とか鬱とか、いろんなカテゴリもストーリーの中にでてきますね。
見たことない方には是非一度見ていただきたい作品です♡
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